昨日は、今制作中のCDのレコーディングでした。

なんと、今回私の師匠　伊藤しこうさんにピアノを入れてもらうことになったのです。

もう、圧巻。しこうさんやっぱすげーーーって思って

毎回のレッスンでそうですが、刺激を受けて、いい空気のまま家路につくことができました。

日曜日に、スラムドッグミリオネアをいまさらみました。

ずっとみろみろと、まちゃに言われてたけど、なんか腰が重くて見るのが遅くなった

でも、確かにいい作品でした。

音楽といい、設定といい。

舞台はインド。

やっぱりあの手の映画を見ると、

自分の理解しうる価値観や体験できる経験なんてどんなにがんばってもたかがしれていると

突拍子もなく思う。

「多すぎる」

最近のキーワードである。

素敵な人は多すぎる。

仲良くなりたい人も多すぎる

話したい人も多すぎる

価値観の種類も多すぎる

世界も多すぎる。

音楽も多すぎる

いい曲も多すぎる

そいでもっとその全ての中で私が知ることができ、理解できることができるものは

少なすぎる。

そのまえに、私に与えられたからだと、時間が少なすぎる。

しかし、その少なさの中にも尊さがあり

私自身の意志や、経験は誰一人持っていないものだ。

それは誰も同じこと。

私というたった一つのロールモデル、人間が

意志を持って生きることで、たった一つの生き方ができて

たった一つの何かが生み出せるはずだと思う

このごろなのでした。

間違いなく、最近いい循環が周ってきている。

でも今は、まだバウンドした玉は頂点までいっていない。

頂点までいくのはまだ時間がかかりそうだ。すばらしいことだ

上るしかないのだから。

更に頂点までいったとしても、テニスの球のうつべきタイミングは

頂点から少し下にさがったところだ。

時間がある。

いちこ