書かずにはいられない。

書かずにはいられない。
今夜の出来事は書かずには居られない。

私の友達、家族
私がどんな風に音楽人生を今のように築いているか
知っている人だったらきっと一緒に感激してくれるとおもう。
今夜のこと。

大阪ロイヤルホース
2回目の出演。
浜田真理子さんが翌日に出演することも、必ず会えることも知ってた。
でも私のライブに来てくれるなんて思っても居なかった。

小柄な女性が、1st Stageの途中でバーカウンターに座ったことは認識していたのですが、
まさかそれが憧れの彼女だとは思っていなかった。

そもそもこんな風に、ブログを書く事自体
今となってはちょっとうざいんちゃうか。と思わずには居られないくらい気さくな浜田さんだけど、そんなことじゃなくて、私の人生に大きすぎる影響を与えてくれた彼女とこんな風に対面できるなんて。2nd Stageの最中では、平岡さんとの出会いまで走馬灯のように頭に蘇り涙をこらえるのに必死だった。
Come fly with meで軽快に始めた2nd stage, there will never be another you に続き、2nd ステージも、初めて共演する荒玉哲郎さん、竹田竜彦さんのすばらしいグルーブに支えられ、平岡さんのいつも通りの安定感抜群の旋律とともに、夜は老けていったけど、
私の目の前に浜田さんが私のステージをニコニコきいているのは、
やっぱりどう考えてもおかしかったし、現実だとは到底思えず。

でも、最後の曲までなんとか泣かず、お客さんにも浜田真理子さんがいらっしゃることは明かさずになんとか、本当になんとか最後の曲まで辿り着いた。

浜田さんがまさか来るとは思わずわたしがアンコールに用意していた楽譜は浜田真理子の「残されし者のうた」その翌日3月26日に来る浜田真理子という人が私にどんな影響を与えたか、歌手 市川愛がいま大阪ロイヤルホースで歌っている。その状況を作った大きな基盤となる歌手が明日大阪ロイヤルホースに初出演するんだよ!!ってことを伝えたいという理由で選んだアンコール。まさか本人の前で歌うなんて想いもよらなかった。

私はギターの弾き語りは時々するものの、
ピアノの弾き語りはダフネで一度したきり。
下手とすら評価できないくらい下手だけど、
でもアカペラだったとしても「残されし者のうた」を歌える、歌いたい、人に伝わる自信があった。楽曲がすごいから、その音楽がすごいから、そして私がその曲に心から感動していることは私が一番知っているから、それだけは自信があった。でも、さすがに本人の前で歌えるほど自分が度胸のある図々しい奴だとは知らなかった。

彼女との出会い。
「大手のレコード会社のオーディションを受けました。
私は小さいころから歌うことが好きで、少しうまかった。
大きくなったらドリカムとか、小柳ゆきとか、UAとかになるもんだと思ってた。
そのためにはオーディションを受けないといけないんだと思って。
たくさん受けて、1、2、3次審査と通過して、結構ちょろいもんなんだと思った。
スタジオ審査では、偉そうなおっちゃん4人くらいに囲まれてスタジオで歌った
私の足の先から頭の先まで、
私の声の隅々までを品定めされていた。様に感じた。
今考えると当たり前のことで、それを職業にするためには、<お金>という対価を生まないといけない。そして歌っている私がその対価に値するかどうか審査するんがその人たちの役目だった。今考えると本当に全うな空気感だったと思う。でも18歳の私には、どうにも消化ができない冷たい空気。どうにも無理だった。私の心の基盤にある歌、音楽をこの空気感の中で失いたくないという守りの心だけが募ってしまった。その瞬間私の<夢>が夢じゃなくなり、自分はどこに向かうのか、向かってきたのかわからなくなった。
そのときの私の家は藤沢で、長い坂道の上にあった。
この坂道を上って、家に帰って、さあ何をしようか。と思ってふとテレビをつけた情熱大陸。女性が弾き語りをしていた。浜田真理子だった。衝撃だった。

すぐに彼女の事務所に電話して、その数週間後にある島根県でのライブのチケットを買った。そこからが、私の今を作っているのです。

心を表す音楽を、自分の生きている証拠は、
誰に指図されるわけでも、誰のためでもない
自分のペースでしか育てることのできないものである。
何よりも大切なことをそのとき学んだ。

そして、それと同じ考え方の平岡さんと出会った。

ああもう、これ以上はかけない。
今朝の4時。明日はまたヨガに行く。
夜は浜田真理子ライブを見に行く。
もうこれ以上かけない。

生きててよかった。

たくさん悩むけど、音楽やっててよかった。
心に嘘をつかず生きてきてよかった。

生きててよかった。

これからも生きていたい。

寝たくない。寝るとき、いつも悲しい気分になる
寝る事は死ぬ事のように思えるときがある。
でもまぶたが重い。仕方ないから寝る
おやすみなさい。