<これも新鮮みのないブログでごめんなさい>
monolog+Ai Ichikawa ”The Limelight”が6月17日にリリースされました。去年の11月にボストンに行ってレコーディングした作品です.
Grand Galleryの井出靖さんによるプロデュースです。さすが井出さん。というか、ここでも私の無知さを反省しました。そして井出さんやmonologと仕事ができて、制作ができることに自分の運の良さを痛感した作品です。
御恥ずかしながら、このアルバムに入った10曲のうち知っていたのは山下達郎さんとoriginal loveの曲だけで、他は全部知りませんでした。私の生まれた80年代に、あんなにいい曲が存在していたなんて、、、。
TRACK LIST
1 Silver Rain <宮本典子>
2 Wall Flower<ORIGINAL LOVE>
3 いかれたBABY<フィッシュマンズ>
4 2000トンの雨<山下達郎>
5 CHRISTMAS TIME IN BLUE<佐野元春>
6 思いきりアメリカン<杏里>
7 泡になった<BONNIE PINK>
8 センチメンタル・フレンド<ブレッド&バター>
9 別れの街<鈴木雅之>
10 シルエット・ロマンス<大橋純子>
ボーナストラック PAPER DOLL<山下達郎>
その中の一曲に宮本典子さんの「Silver Rain」という曲があります。The limelightの一曲目に収録されています。知らなかったけど、あまりに良い曲だったので、原曲について色々調べました。安井かずみさん、加藤和彦さんにより作詞作曲で、宮本典子さんという歌手が81年にリリースした作品だそうです。メロディももちろんのこと、安井かずみさんの詞がすばらしい。横浜出身の作詞家だったそうですが、55歳の若さで1994年に亡くなったそうです。彼女が最後に残した言葉は「金色のダンスシューズが散らばって、私は人形のよう」だそう。なんだそれは、、、すごすぎる。
Jazzスタンダードをたくさん習ったボストンで、日本語の80年代ポップスを学び、そしてその場で録音するという思い出深いレコーディングになりました。朝の9時〜夜の23時まで、モノログとスタジオにこもって、井出さんからのボストンと日本の時差の中で、彼から送られてきた選曲を勉強し、アレンジし、録音するという繰り返しでした。一生忘れないとおもうあの集中力と緊張感。井出さんの期待に応えたかったし、monologにも負けたくない。「負けたくない」というと違う意味にとらえる人がいるかもしれませんが、なんていうか、彼と対等に仕事がしたかった。才能あふれる彼に、自分も同じ立場で才能を発揮したいと想った。強く想った。だから曲が決まったらしらない曲でも5分、10分で1、2回聞いただけで覚えて、アレンジを進められる準備をすぐに整えた。2人の集中力が頂点に達する瞬間が何度かあった。本当に生きた心地がした。
ありがとうmonolog!あのとき、去年のレコーディングのときのボストン短期滞在時代の写真を回想。
あーーー楽しかったなああ。。。
そういえばこのとき、実はオリジナルアルバムも作ったんです。
いつも通りその場のノリでセッションしてると、彼からコードが生まれて、2人でメロディが生まれて、そして私も自然に歌詞が生まれる。彼との制作の中では全てが自然です。それが本当に幸せ。いつ皆さんにお聞かせできるかなあ。気長に待っててください♪
もう発売から一ヶ月経ってしまいましたが、
是非amazon,Tower records,どこでもかえます。
Grand Galleryの通販でも買えます。私のライブ会場でも買えます。
是非聞いてください!
サウンドクラウドはこちら
宮本典子「シルバーレイン」
https://soundcloud.com/grand_gallery/silver-rain
「佐野元春 xmas time in blue」
https://soundcloud.com/grand_gallery/05-christmas-time-in-blue