福島での市川愛ツアーのことも、
itellu怒濤の東名阪、福島ツアーのことも、
はたまた鎌倉ダフネでのライブも
トライベッカでのリクルート時代を思い出す出会いも、
全て書き損じているが、今夜、私はkotetsuのライブを見て
そのバンドの中の同世代ミュージシャン達のエネルギーにふれ、
先日の中園亜美ちゃんの嫉妬すら感じてしまう才能も思い出しながら、
「心を表現しない」音楽なんて、全てなくなってしまえとおもう。
そしてもし自分が心を表現しない音楽をやりかけたら、
その時が自分の終わりだとおもう。
少し悔しい。同世代のミュージシャンにこんなに考えさせられるのは。
でも、itellu、中園亜美ちゃん、kotetsu。
平岡さんや、菊地さんのような大先輩に育てられたという意識で進んでいた私にとって、
若手同世代ミュージシャンが与えてくれる刺激が、計り知れないほど大きいことに気づく。
みんな、ありがとう。
今年、私は自分の身近、というか目と耳の届く範囲の人が、2人、死んでしまった。
自分の意志や、不慮の死、全ての種類の今を生きることのなくなった表現者たちの魂に
敬意を込めて書きたい。
いつの日か、心の揺さぶりや、感動を忘れてステージという先人達の残した歴史をけがすのであれば、私は死にたい。
ビールと、キール1杯づつで、酔っぱらい、
心を取り乱すほど自分の脳みそは波をうっている。
意志を持って生きたい。ただそれだけなのだ。
そんなふうに目に涙を浮かべながら、最寄り駅についた私は
意志をもって、確実にお得ではない松屋の牛皿をテイクアウトした。
※牛皿300円、牛丼380円である。