Country Roads

2013年の夏、発売した2nd album”Haven’t we met”

その中に収録した「Country Roads」は、現在の市川愛のライブにかかせない重要な曲になりました。

音源の中では、バイオリンの三井大生さんに素敵にバイオリンを弾いていただいており、

平岡さんプロデュースのアレンジはPat Methenyの80/81というアルバムの中の「Two Folks Song」を意識して制作しました。

2013年から去年、今年にかけて、この曲を歌い続けています。

ずっとずっと歌っています。

平岡遊一郎と市川愛という基盤に、

三井大生(バイオリン)が入ったり、

リンへイテツ(ピアノ)が入ったり、

マツモニカ(ハーモニカ)、原田芳宏(スチールパン)、ヤマカミヒトミ(サックス)石川智(パーカッション)などなどなどなど、はたまた関西や名古屋エリアのミュージシャンと、

この「カントリーロード」という曲をいろんな場面、いろんな編成で歌っているわけです。

お客さんで「あーまたこの曲か」って思う人いるかな?とか

いつもこの曲を最後にするな、、、とか不安になったことがないわけじゃないんです。

でも、不思議なことに、この曲を歌うその瞬間、私はすごくすごく自信に満ちていて、

自分の曲でもないのに。ジョンデンバーの曲なのに。

自信というか自分とこの曲とのつながりに対して、強く信じて疑わない

そういう気分になるんです。

 

「おきまりのこの曲」が2015年の市川愛の時点では、「カントリーロード」だと思います。

毎回、この曲に対する想いをライブの時に話しますが、旅行をするのも、旅にでるのも、留学するのも

帰る場所があってこその幸せなんだと。2012年にボストン、ギリシャから帰国した時に強く思ったその気持ちは今も変わらずあるわけです。旅には出たい、世界中を回りたい。でも「自分の居場所」はずっと持っていたい。

とにかくですよ、話したいことは、

六本木アークヒルズのJAZZフェスティバルがとっっても楽しかったことです。

本当に、アークヒルズの皆さん、田中さん、勉さん、そして出演者の皆様、お客様

皆様本当にありがとうございました。

 

MaL(breath)さん、マツモニカ(Harm)さんになんだか

改めてプロ意識を教えていただいたそんな夜でした。

すばらしい演奏をする人間的にも音楽的にも尊敬出来るミュージシャンが周りにいらっしゃることは

私の財産だとおもいます。