12月5日

「音楽の力が本当にすごいことに、改めてきづく」なんて

300人いたら289人がブログに書きそうなコメントを
したくありませんが、今日はそんなコメントをしてしまいたいくらい
学校の大ホールの中のステージの上で、コーラス隊としてフルオーケストラを
前に聞きながら、目頭が熱くなった。
ピアニストのお友達の田窪さんが、
バークリーにいったら刺激が多すぎてよくわかんなくなるよ。
といっていたことも
私の先生 伊藤しこうさんが
いい音楽ってそんなにたくさんはないはずだ。
といっていたことも
神様 平岡雄一郎さんが
たくさんのものをみて、聞いて経験して、インプットとアウトプットのバランスを保ちながら
吸収しなさい。
といっていたことも、
毎日、ひしひしと心と体で感じる。
今日のコンサートはは、
ファイナルファンタジー、マリオなどのビデオゲームミュージックを
ボストンコンサバとリー、ニューイングランドコンサバとリーのクラシックフルケーストラによって演奏したもの。
日本人の指揮者と、日本人のオーガナイザーによる。
同じ民族として勝手ながらとても誇らしく思った。
Picture 2.jpg

http://www.vgo-online.org/index.htm
正確にいうと、「音楽の素晴らしさ」というより、
「音楽に向かう人間の真剣さの美しさ」に感動したというのが正しいかもしれない。
音楽は人を魅了する、そして魅了された人はなんとか自分もその音に近づこうと
その人の人生をかけてやり続けようとする。
その真剣さを、今日もまた目の当たりにした。
だから、目のつけねが、あつかった。
そしてその音楽を目の当たりにすると
観客の人々までもが、その空間になくてはならない存在として
なんとも美しい緊迫した空気を作り出していたことを
私はステージの上からひしひしと、感じていた。
その緊迫にあおられた演奏者たちは、
リハーサルでは見せないほどの、研ぎすまされた音とハーモニーで
またそこに。
外に出ると雪だった。
マヤとご飯を食べて、家路についた。
今日はなんだかとても寂しい気持ちのする
一日の後半でもあった。
そんな日は、誰かにメールをするかブログを書く。
文章をかくことで、この世界に小さな小さな自分の痕跡を残せた気を
堪能する。

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