本を読む事が、
苦手で苦手で仕方ない私が、
なんとか一生懸命読み進めようと、いや読むのを楽しみにしている本がある。
浜田真理子さんの初のエッセイ「胸の小箱」である。
たぶんそんな浜田真理子さん本人は
「愛ちゃん、無理して読まないでいいんだよ笑」って
きっと笑顔でつぶやくとおもう。
彼女の音楽に出会った経緯や、
私が10年以上、神様のように崇拝しつづけていることは
私の恩師である平岡遊一郎さんもよーく知っている。
一番最初に、私が大学生のときに平岡さんとお話させていただいたとき「浜田真理子」というワードを口に出しただけで涙が溢れたことを、たぶん彼も覚えているとおもう。
私は大阪ロイヤルホースで、平岡遊一郎さんとともに、
浜田さんにちゃんとお会いできたことを
今もずっと消化しようと頑張っているのだが、
250gのステーキを消化する前に、マック&チーズをボウルいっぱいに食べるみたいに、4月17日、私は松江に行ってしまった。
浜田真理子さんが運営する「スクールMariko」の第一回に参加したかったからだ。スクールMarikoについては、私の浅い言葉で説明するより
スクールmarikoのHPをご覧いただきたい。http://schoolmariko.com/index.html
3.11後に始まった福島や原発についての勉強会である。
松江に行くのは11年ぶり。真理子さんの島根県会館のホールコンサートに家族3人で訪れたぶりでした。どんな駅かなんて、全然覚えてなかった。岡山から特急やくもという特急列車に乗る。それにしても景色が美しかった。でも乗車時間は予想以上に長く、松江って遠いなあ、背中痛いなあと思いながら、電車に揺られ、松江に到着。スクールまりこのスタッフの方が迎えてくれた。
そしてその日のゲストであるリクオさんとも合流。車でイベント会場につれてっていただいた。浜田真理子さんは、暖かくはじけるような明るい笑顔で迎えてくれた。あんなに憧れていた人なのに、そして私は全然知らない土地に来ているのに、松江で彼女と彼女のお仲間に会ったときのこの安堵感はなんだろう。
スタッフの方々のご好意に甘えて、
イベントが始まるまで一人で松江の町をうろついてみた。
私の故郷でもなんでもないのに、とっても感慨深かった。
11年前、私は「自分が歌手になりたいのか」「自分が有名になりたいのか」「自分にとって何が大事なのか」わからなくなって、浜田真理子のコンサートに「答え」を求めて松江を訪れた。そして、今、歌手になった私は、また自分探しをしに松江に戻ってきた気がした。
そのとき頭に流れていた歌は、浜田真理子の歌う「水の都に雨が降る」だった。
去年、イタリアの水の都 ベニスに旅行にいったけれど
まさに日本のベニスが松江だと思った。
私は川のほとりにある珈琲館で珈琲をして、
自分の記憶と感慨と、謎の安堵感に浸っていた。
同時にリクオさんと浜田真理子さんのライブがとても楽しみだった。
この調子で書き続けると、どうしようもなく長くなりそうなので、
ちょっと時間を早送りして、スクール真理子での様子は写真で語らせていただこうとおもう。
夜は、更に皆様の暖かさに甘えて打ち上げからの2次会まで参加させていただきました。そしてなんと、、、
浜田真理子さん、リクオさん、
そして浜田さんを囲むすばらしいお仲間に囲まれて
すばらしいMusic Bar Birthdayにて、Happy Birthdayしてもらっちゃいました。
どんだけ縁起がいいんだ。
基本的に私なんか、人生楽しみ続けて、嫌な事からは逃げて、
周りの支えで辛いことはできるだけ回避してきたけど
こんなに自分の「今まで」が肯定される感覚はそうそうあるもんじゃないとおもう松江の旅でした。
そして、そして、
口にするも申し訳ない恐れ多いことがあります。。
来る7月19日(わたしの母の誕生日の前日)
島根県松江 浜田真理子さんのホーム
Music Bar Birthday
http://matsue-birthday.sakura.ne.jp/
にて、市川愛×平岡遊一郎 Duo ライブが決定しましたっっっ涙
うれしすぎる。。。うれしすぎる。。
タイピングをしている手が震えてやっぱりまたお腹が痛くなってきました。。
そしてその翌日、7月20日(わたしの母の誕生日)には
こちらも大好きな場所 名古屋Mr. Kenny’sでのライブも決まりました。
なんとなくうちの母の誕生日基準にしましたが、
彼女は来れないとおもいます。笑
そして最後になりますが、皆様
誕生日のメール、メッセージ、本当に本当にありがとうございます。
FacebookとかTwitterって使い方がなかなか、「マメ」ではない私には難しく、
メッセージとかお答えしきれない場合がほとんどで、
誕生日の知らせをもらって「あ、この人誕生日か、会いたいな」と思っても、
なかなかメッセージできなかったりするのですが、
自分の誕生日に久々に連絡もらえたりするとやっぱりとてもうれしいものですね。
本当にありがとうございました。また1年、頑張りたいと思います。
菊地凛子さん、菊地成孔さんとのライブや、
KAMOMEでの元晴さんたちとのセッション
そしてベトナム旅行機(6割食中毒談)
も追ってブログに書き残したいとおもって書き溜めておりますが、
どうもお腹の調子が悪いのでこれにて失礼。笑