別れた男は死んだ男

高校生の終わりか、大学生の時、

失恋している友達をはげまそうとおもって

「別れた男は死んだ男。」って言ったらえらくびっくりされたことを思い出していました。

 

ーーーーー

私が「浜田真理子」を情熱大陸で見た13年前の7月。

その翌週に「菊地成孔」が情熱大陸に出演していたことを知ったのは、

私は菊地さんとお仕事をさせてもらうようになってからなので、3ー4年前。

昨日、菊地さんが情熱大陸に出ていた映像がフル尺でyoutubeに公開されていた。これは、非公式映像ではないとおもうので、あえてここに載せるのはやめておきます。

その映像を見たあとに、浜田真理子の音楽をじっくり部屋で一人で聞いてみた。

そして、昨日の平岡遊一郎さんのギターの音色とソロを思い出してみた。昨日も演奏中、ぐっとくる瞬間がめちゃくちゃあった。

 

彼(菊地さん)も、彼女(真理子さん)も、彼(平岡さん)も、「輝く理由」がその時と変わらない。

(※平岡さんとの「その時」は、ダフネで初めてライブを見た11年前)

私にはそう見える。でも、あの時の彼らが「そのまま今に至る」わけではなく、「別れた男は死んだ男」=「生きていたとしても愛してくれたその時の人は今いない。」と同じように、今目の前にいるのは10年以上の時を経たその時のその人とはちがう人たちである。

 

時を経て、たくさんの貴重な才能による財産を蓄えて、「輝く理由」は変わらずとも、さらに輝きを増して、今この時を生きているようにかんじて、あー、私はこの方々と一緒に演奏させていただいたり、音楽を一緒にさせていただくことは、まるで映像でみる「10年前に知ったこの人たちの遺産」に便乗させてもらっているかのような気持ちになった。その一瞬はなんとも自分が「ずるく」感じた。

 

私にはまだ何も蓄えられていない。

やっと「自分が輝く理由」の後ろ姿が見えてきたくらいだ。

「自分の輝き」は自分しか発見できない。

素晴らしいプロデューサーは、ヒントを教えてくれる。あなたの魅力はこれなんだって。でも、最終的に本当の意味で「自分の輝き」に気づかなければいけないのは、自分自身なのだと、ひしひしと感じるこの頃。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10/2(MON) 19:30 START @代官山 晴れたら空に豆まいて
Ai Ichikawa Originals vol2 -Special Band set Version-まであと10weeks to go!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=aelhXUg9GIk

「Ai Ichikawa Originals 〜Band Set Ver.」
日程:2017年10月2日(月)開場18:30/開演19:30
会場:代官山 晴れたら空に豆まいて
料金:4,000円(税込)+1ドリンク代別
チケット発売中 ローソンチケット:http://l-tike.com/ Lコード:74039
問い合わせ先:晴れたら空に豆まいて TEL:03-5456-8880

お店HPへ直接予約もできます http://mameromantic.com

市川愛 (Vo)平岡遊一郎(Gt)
Swing-O (Pf) コモブチキイチロウ(Bass)石川智(Per)