米倉涼子のシカゴを見に行きました。

2ヶ月前から母に誘われていた木曜日。

米倉涼子が主演をつとめるブロードウェイミュージカル
「シカゴ」を赤坂アクトシアターに見に行きました。
期待を遥かに超えて良かった。
ニューヨークでのシカゴも見たけど、
今日のシカゴの方が感動した。
いろんなことを思ったなあ。
米倉涼子が、あの役をすることで
ブロードウェイに興味を持つ人はきっとすごく増える。
彼女の周りを囲むのは、ニューヨークで勝ち残り続けている
ミュージカルアクトレス、アクターばかり。
プロの目から見たらきっといろんな至らない点があるんだろうともおもう。
アメリカでジャズを歌う仕事を何回かしたとき、
そんな風な怖さを感じたことが幾度となくあって、
そのプレッシャーと責任感は
今の私にすごくいい影響を与えてくれた。
彼女じゃなくて、もっとうまい人がいるかもしれない
私じゃなくて、もっとうまい人はもっといる。
でも、その中でも自分がそれをする意味
それをするのが好きで、魂を込めてやりたいという強い思いが
特別な何かを実現化するのであるとおもう。
あとは、米倉涼子だけではなく、
全てのアクター、アクトレスたちの
瞬き一つ、手の動き一つ、爪の色や形、口の動き
動きを停止する時間、俊敏さ
全てに確実な鍛錬と、意思が感じられて
本当にいい物を見たという感動をもらった。
残念ながら、本日チケットを買ってくれたのは母でしたが、
高いお金を払う価値(払ってもらった価値)があったとおもう。笑
ありがとうママ。
とにかく、何かを形にすることも
自分のやりたいことをやりつづけることも、
全然簡単なことではないと。
つっくづっく思うこのごろなのでした。

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