私はいつ大人になれるんだろう。

と、思っていたら３３歳になってしまった。

「もういい歳なんだから」と言われる歳になった。

別に、、歳はとるが、、それが、

歳をとることが、「素晴らしい！」とか「悲しい！」とか

どちらかのスタンスをとるつもりはない。

私より歳下の人もいるし、私より歳上の人だっている。

昨日とあるラジオ番組の収録を終えて、その後また別のラジオ番組用のコメントを自宅で収録した。その時に、今回のアルバムについて考えてみた。

「不安定という普遍性を歌う」とか、「２１世紀型３０代シンガー」とかっていう謳い文句は、私からは絶対出てこない。菊地成孔さんが考えた言葉である。

そんなに私は不安定か？

人の不安定さや安定感なんて比較できないから正直わからない。

わからないけれども、少なくとも私は「他人の不安」や「他人の悩み」が美しいと感じることが多い。負のエネルギーではあるものの、何かコントロールできない渦巻きを感じる。

「安定した人」よりも、「不安定な人」のほうが好きだ。人間を感じるから。

アルバムの帯にコメントを書いてくださった浜田真理子さん。

ずっと私の活動を知っている人にとってはかなりしつこいが、

彼女は私のアイドルである。そのアイドルに、曲を頂き、こんなに愛のつまったコメントをいただいた。もう人生のピークを迎えているのではないかと、「不安」である。笑

「ようこそSSW(シンガーソングライター）の世界へ。Ai Ichikawaの「あい」は「愛」なんだけど「eye」でもあるんだろうな。わたし何にも知りませんって顔をして美しいものを見逃さない。そうして何にもできませんって顔をして難曲をさらりと歌う。そこのあなた、愛の魔法にだまされてはいけませんよ。うっかり大好きになっちゃうよ。―浜田真理子」

ありがとう真理子さん。。。泣

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